「美文字講座」は、書道に精通している修了生が、担当しました。直筆で文字を書く機会は減っていますが、芳名帳、のし袋、大切な人への手紙など、社会人として、美しい文字で書きたい場面はあるため、待ち望まれていた講座です。
講師のお手本をリモート画面で共有したり、講師が書く手元を画面に映し出したりしながら説明を受け、今回は、筆ペンを使って「令和」という文字を練習しました。まずは、筆ペンを正しく持つところから丁寧に指導を受け、それだけでも、筆ペンへの苦手意識が少し解消されました。最後は、一人ずつ、書いた文字を画面越しに見せ、個別指導を受けました。個別指導では、文字の「癖」やバランスの悪さなど細かい点に気づくことができ、参加者全員が「美文字」に一歩近づけたことに、驚きがありました。また、講師となった修了生の指導がとても上手かったので、これからのリモートを使った遠隔指導への期待と可能性を感じることができました。
「継続して欲しい。」「名前を綺麗に書けるようになりたい。」と参加者からは、続々とリクエストが出で、この「美文字講座」は、今後も人気の講座となりそうです。
それぞれが得意を教え合う分科会を通じて、リカレントで出会った仲間との楽しい交流が継続しています。学習に加え、近況を報告し合える月1回の交流が、今後もとても楽しみです。