昨今、結婚式などの記念写真を事前にゆっくり撮影する「前撮り」をする人が増えています。そのロケーション地として人気を博している祇園新橋では、急増する「前撮り」によってせっかくの祇園新橋の景観、風情が損なわれたり、また、通行を妨げとなる、車との接触が心配されるなど、安全面の課題も発生しています。つい最近、前撮り業者と通行人が口論となり、警察に通報されるという事件もありました。
6月12日、14時から16時まで、地域住民、NPO法人京都景観フォーラム、景観を考えるフォトグラファーの会、京都女子大学が共同で、撮影マナーの向上について前撮り業者や観光客に訴えるキャンペーンを企画しました。京都女子大学からは、現代社会学部の学生が、前撮り業者や観光客に景観についての意識を聞いたり、地域の方と共にチラシを配ったりして、活動に参加しました。
当日は、NHK京都、KBS京都、テレビ大阪、京都新聞など報道取材も入り、景観保全キャンペーンはマスコミにも取り上げていただくことができました。
最初は、なかなか声をかけにくかった学生たちですが、一生懸命取り組む様子に、地域の方々から感謝の声をいただくことができました。
学生たちの様子は、現代社会学部ブログでもご覧いただけます。
http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/blog/
配布したチラシは、日本語の他に、英語、中国語でも撮影マナー向上を訴求しました。チラシは、今後、祇園新橋の各店舗に置いて、目に余る行為を見かけたときや、観光客に配布し、継続してご活用いただく予定です。
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京都アメリカ大学コンソーシアムの留学生8名と現代社会学部戸田ゼミ3回生が、本学で交流会を開きました。「女性の政治参加について」をテーマに、留学生、戸田ゼミの学性が発表やグループディスカッションを行いました。今回京都アメリカ大学コンソーシアムから交流会に参加してくれた学生は、コロンビア大学3名、イエール大学、カンザス大学、ウィリアムズ大学、ケースウェスタンリザーブ大学、サウスカリフォルニア大学各1名の合計8名でした。うち、修士課程1名、博士課程2名と大学院生が3名で、戸田ゼミの学生たちは、留学生との意見交換に大いに刺激を受けたようです。詳しい内容は、現代社会学部の下記ブログにも掲載しています。
京都女子大学現代社会学部blog
http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/blog/?p=545
京都女子大学地域連携研究センターは、NPO法人京都景観フォーラムとの包括的な連携協定締結を機に、祇園新橋景観づくり協議会の設立に向けた会議に参加してきました。
祇園新橋の文化や風情を守ろうと、地域の方々は日頃より熱心に協議されてこられました。その活動と熱意が実を結び、5月26日17時から認定式が行われる運びとなりました。
認定式では、門川 大作市長から景観づくり協議会 奥田 朋子会長に認定書が手渡されました。
辰巳大明神前の鏡開きは、芸子さん舞子さんも加わっていただき、華やかな雰囲気で行われました。
認定式後のパーティーは、祇園新橋の各店のお料理が豪華に並びました。
芸子さん舞子さんの祇園小唄の舞も披露され、祇園新橋らしい粋で華やかな会となりました。
本学は京都アメリカ大学コンソーシアムと2017年4月21日包括連携協定を締結しました。
1989年に設立された(KCJS).京都アメリカ大学コンソーシアムは、米国のアイビーリーグ13大学のコンソーシアムで、日本語と文化研究の高度な研究を希望する学生のための厳格な2学期間の学術プログラムを後援している機関です。
この包括連携協定の締結をきっかけとして、本学の学生とアメリカの大学生が交流できる機会が提供されます。
現在、5月末から始まるサマープログラムに参加する留学生と本学学生との交流イベントや授業交流を予定しています。
*京都アメリカ大学コンソーシアム参加機関
・ボストン大学・ブラウン大学・シカゴ大学・コロンビア大学・バーナード大学・コーネル大学・エモリー大学・ハーバード大学・ペンシルバニア大学・プリンストン大学・スタンフォード大学・ワシントン大学セントルイス大学・イエール大学バージニア大学